2019年01月17日

パタゴニアの風A

 
 フエゴ島走行4日目。

この日が一番風が強かった。

フエゴ島はチリとアルゼンチンが分割して

統治しているので4日目に国境線を跨いで

チリ側へ入ったが、道を北上していると

西からの横風で何度も飛ばされ道路からはみ出る始末

2回ぐらい本気で飛ばされて落差60cmくらいある

道路脇の空き地に落ちた。

平坦な道にも拘らず、時速6kmでしか進めない。

8時間45分走って(実際にペダルを漕いでいた時間)

77kmしか進めず。絶望する。笑

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夕方頃着いた国境のイミグレーション

ここが最強の風。

本当に進まない道は西進し始め、真向かい風の

超強風。

12kmが永遠の様に感じた。笑

12km程走ってチリ側へ。

チリへ入国する際は、荷物チェックが厳しい。

コレは食べ物に対しての寄生虫等の入国阻止の

為のシステムのようで、生肉や果物、野菜は

全て没収される。

 それを7年前の旅でも知っていて覚えてたが

町の希薄なルートを自転車で一日70〜80km

程しか進めずキャンプしてるサイクリストにとって

食料品は非常に大切な補給栄養源だ。

なので、何とか緩ーく、見逃してくれないかなあ?

と思って、ミンチ肉とタマネギ、ニンニクを持ってた

けど、申告せずに居たら、全荷物検査。

の上、没収。泣。笑

 缶詰やパスタなど加工された製品は没収対象外

なので、全く困ると言う訳ではないけれど。

夕食の楽しみを奪われ。がっくり。

この後、フエゴ島最後の町ポルベニルまでまだあと2日は

掛かりそうなので、国境にあった商店で、

 市場の倍の値段が付けられたビスケットや缶詰

を渋々、数個購入。

国境を過ぎたすぐの工事中道路の死角でこの日は

キャンプした。

 フエゴ島のメインとなるルート、アルゼンチン側は

全舗装だったけれどチリ側は未舗装道路で、現在

舗装化中だった。

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グアナコと呼ばれるパタゴニアに居るアルパカの

仲間の動物。

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ザ、パタゴニアっぽい木。


国境を越えて2日でポルベニルの町へ

途中、以前走らなかった峠を越えるルートを

行った。

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それほど高い峠ではないけれど、

夏しか走れないルートらしく。

それでも、車はほとんどというか

全く走っていない。

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風は相変わらず強いけど、5日目くらいで大分

慣れて来たのか?

景色は奇麗だった。

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ポルベニルの町からフェリーで対岸の

プンタアレーナスへ渡る。

posted by yutaka at 15:00| Comment(0) | チリ(2回目)

2019年01月13日

フエゴ島、パタゴニアの風


南アメリカ大陸の南緯40度付近を流れる

コロラド川以南の地域の総称

と定義されるパタゴニア地方。

ウシュアイアのあるフエゴ島も例外に漏れず

パタゴニアにある。

パタゴニアの大きな特徴の一つが、風。

Wikipediaによれば

「最大風速が60m/sを超えることも珍しいことではない

(人間は25m/sを超えると風に向かって歩けず、40m/s

を超えると踏みとどまることも難しくなり、

飛ばされることもある)」

という程、強風の吹く事で有名だ。

7年前も確かに風が強かったイメージ。

ただ、おおむね風は西または北西方面から

吹くので、ルートが南下(ウシュアイアへ向かう)よりも北上

(ウシュアイアから北へ向かう)ほうが、向かい風率

が高く大変と言うのはサイクリストの中では定説になっている。

今年も南米の夏が始まる正に12月なので、多くのサイクリストが

パタゴニアを走りにやって来ている。


 5泊したウシュアイアを後にする。

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7年前に感慨深く到着したウシュアイアの町の

入り口のモニュメントを再び。今度は北へ向かうよ。

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そんなに標高が高い訳ではないが、緯度が高いせいか

頂きには残雪が残る山々。

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フェゴ島、国道3号線の峠、ガリバルディ峠。

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7年前には無かった展望台があった。

奥に見えるのはラグーナエスコンディダと言われる

湖。

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峠を少し下ったとこで振り返って頂上を見上げながら

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この峠を越えた辺りから、木々が低く、まばらになって

荒野が広がり始める。

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路上の懐かしい、パタゴニアらしい標識

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 2日目位から風が気になり始め、次第に強風に

3日目から、本格的に向かい風、強風で

あれ、こんなに強かったっけ?と

なかなか漕いでも進まない自転車のペダルを

黙々と風に耐えながら漕ぐ。
posted by yutaka at 11:00| Comment(0) | アルゼンチン(2回目)