2018年01月30日

エーゲ海を見ながら


翌朝、薄暗いうちから支度をはじめた。

昨晩車が停車して居た場所に何があるのか

気になったけれど早くその場を離れたかった

のでそそくさと後にした。

数キロ走って舗装道路に出て、すぐにまばらだけれども

民家の現れるゾーンに出た。

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依然ルートはビーチ沿いを行く。

幹線道路は交通量も多くなるだろうし、

ギリシャは高速道路は走っちゃ駄目なので

景色のきれいな、いかにもギリシャらしい景色

の広がるローカルロードを行く方が良い。

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絵になる教会

昨日の晩からだけれど、風が強い

北風なので右横から吹いてくる

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夏はシーズン真っ盛りのビーチも完全に

オフで無人。

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親犬とと遭遇したと思ったら

子犬がわらわらと。可愛い!

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ちょっと前にギリシャは経済危機でEUを離脱か残留かで

話題になった時期があったけれど、インフラを直すお金が

無いのか?ボロボロの橋。

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道路の脇に遺跡があった

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この日は風に苦戦しながらも103km程

走って現れた川のほとりに広がる森でキャンプ。

昨晩の招かざる客のように、招かないような

見つからない場所でキャンプした。

翌日、いつものように薄暗いウチから走り出す。

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小さな沿道の集落の商店で行動食を買い足し、

しばらく走るとカヴァラというエーゲ海沿いの

町に着いた。

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エーゲ海

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いかにもギリシャっぽい町並み。

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街中を走って行くと水道橋

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この海抜0m地帯から

坂を上って内陸へ

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200mくらいしかない登坂だったけれど

結構な激坂だった。町を振り返って一望。

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山の裏側にいって西に山の麓を走って行く

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途中の小さい町で立派なスーパーマーケットを

見つけたので、今晩の食材と行動食、久しぶりに

ワインを調達。

さらに走る。

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走ってると野良犬?が2匹現れた。

辺りには民家も無いので野良だろう。

吠えられると思いきや、しっぽを振って

媚び諂ってくる2匹。

あんまり可愛かったので、ビスケットを少し

あげたら、その後が大変、


ずーっと着いてくる2匹。

どれくらいだろう5キロくらいはついてこられ

長い下り坂でやっと振り切った。

丁度100km程で、松林を見つけて入る。

夕飯を作りながら

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久しぶりのワイン。

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豚肉のソテー

ギリシャは、物価は今まで旅して来た国より

高いけれど、キャンプ出来る場所が多く

チャリ旅し易いなあと思ってた。

ま、シーズンが冬なのでいけないが、

夏なら、エーゲ海を見ながら漕ぐ自転車は

格別だろう。

posted by yutaka at 11:00| Comment(0) | ギリシャ

2018年01月28日

20数キロ走ってキャンプ


翌日、薄暗いウチにスタート

薄暗いと言っても、明るくなる時間が午前7時半頃。

時差がトルコから1時間ずれたので、トルコでは

8時過ぎないと明るくならなかったけれど、

ギリシャでは少しマシになった。

チャリ旅は午前中が勝負なので、午前中に多く走って

おいた方が1日の走行距離が伸びる。

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小さな集落をいくつか越えて

今日はエーゲ海沿いを行くルート。

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この辺りはオリーヴ畑と別荘のような家が散見

される。

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ギリシャもこう言った公共水道があるようだ。

ここで水を補給。

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オリーヴ畑が広がる中を走って行く

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しばらくいくとエーゲ海に出た

朝日をバックに走る

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エーゲ海沿いに遺跡が

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一般公開してるのかよくわからないけれど

このルート上だけでも数カ所ギリシャ遺跡があった。

本当にベストロード。

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こんな浜に近い道を行く

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遠くに教会が見える。あの麓、海沿いをいくようだ。

しばらくいくと小さい集落が現れた。

キャンプ場や、海の家みたいな建物があった

今は冬なので誰もいない。

それを過ぎると道は完全に未舗装道路に変わる

ガレガレのダートだった。

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オリーブが一面に広がるダート道

車や人には全く会わなかった。

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今日は快晴で温かい気持ちのいいルート

に気持ちのいい天気。

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オリーブの森がジブリの作品に登場するかの

様な世界だった。

海岸線に出られないかな?と思いながら

走っていたら、脇道を見つけて迷わずGo

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岩場だったけれど開けた場所へ出られた。


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周りに民家も無く車も来ないし人も居ない

エーゲ海を独り占めの絶景

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辺りを散策して、

未だ今日は23キロくらいしか来ていない

が、マップを見てみるとこの先はもうすぐ

舗装道路に変わってしまいそう。

そうなればこんな絶景なサイトは無いと思った

ので、今日はここでキャンピングする事に決定!

食料も燃料も、昨日補充したし、水は今朝補充した

もう今日はのんびり景色を愛でながら、本でも

読みながら過ごすお。

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漁船が時折、沖を走って行く

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天気も上々

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と贅沢な1日が過ぎて行った。

 その夜の事。

キャンプしてるときなので夜更かしせずに

早く寝るのがいつも。

この日も8時頃には寝ただろうか?

 夢うつつ、車のエンジン音のような

音で目が覚める。時計を見ると夜中の1時

ここは脇道を入って海に出たところをさらに

左へ折れて1キロ程ガレガレの道を来た場所。

辺りに人家無く、人がおよそ用のある場所でもない。

ましてこんな夜中に。

何だよオイ!

幸い自分のテントを張った場所は車の轍から海側に

少し入ったところだったので、自分に気づいては居ない様

車は100〜150mとかなりの至近距離で停まった。

停まってエンジン音も切れる。ドアの空く音。

しばらく様子を見てみるがそれ以上の進展無し。

おしっこがしたくなって来たのでそっと外に出てみる。

音が停まった方を見てみると懐中電灯片手に何かしている

模様。複数人ではない様。

何度も言うが周りに(多分数キロ〜10キロ)

範囲で民家も施設も無い。

メインのアクセス道路も日中すれ違った車は

1台だった。そんな場所、

しかもこんなに広い場所があるにもかかわらず

俺がキャンプしてるすぐ側に何の用!?

しかも!こんな夜中の1時に!?

この日は夕方から風が強くなっていた

一晩中風が止む事無くテントが轟々という音と

ともに揺れていたので、近くでも音をたてても

気づかれる心配は無かった。

が、不安で眠れなかったのは言うまでもない。

去るまで待つ事に、

夢うつつの中2時間待っても車は動かず。

時々ドアを開け閉めする音が。

さすがに眠くなっていつしか寝てた。

次に目を覚ましたときは朝方5時頃。

辺りは未だ当然くらい。

車のドアが閉まる音とエンジンの掛かる音。

1時から、4時間。

何やってたの!!!???

と胸を撫で下ろす。

本当に悩まされたが、こういう事はコレが

初めてではない。過去アメリカ縦断の際も

アメリカ〜メキシコ国境付近で初回、

ボリビア〜チリのアタカマ宝石の道で2回目

と経験しており、いずれも、絶対人が夜中に

くる場所ではない場所で同じような体験を

していたので、そんなに怖くはなかった。

が、謎だ。

眠れない夜だった。


posted by yutaka at 11:00| Comment(0) | ギリシャ

2018年01月26日

ユーロ圏へ


朝、宿を出る時、天気がどうも芳しくなかった。

がこんなところで延泊していてもする事無いし。

出よう。と言う事で出発。

国境まで30数キロ。

途中案の定雨に降られ雨降りの国境越えとなる。

国境では自転車からはなれる事無く、窓口でパスポート

提示してスタンプをもらいギリシャ側へ。

しかし、ここの国境、換金施設も両替商も無い。

トルコリラがまだ6000円分くらいある。

もうくる予定ないし困ったな。

ギリシャ側も自動車の通るレーンの窓口でスタンプをもらって

欧州連合加盟国のギリシャへ。旅に出て28カ国目。

こちら側にも換金施設無しATM無し。

仕方なしに走る。

国境を出るとすぐにハイウェイ調の道を行く。

他に道が無いのでコレを走ってると、道路公団の

車に出会った。丁度最初のインター付近で。

中から男性が降りて来て、どこまでいくか?と

英語で聞いて来た。テッサロニキと言うと

分かったというふうな相づちとともに、

「それならここでこの高速を降りて別のローカル道

をいってフェレス〜アレクサンドロポリ〜

と進んで行きなさい。ここは自転車走ったら駄目だから」

とのこと。

 高速しかなかったから仕方ないが、指示に従って

下道へ。フェレスという小さい町を過ぎる

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水道橋の残骸のような

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ギリシャ正教の教会。

しかしこの町、規模が小さいので道に

銀行もATMも見当たらず。。。。

通り過ぎる。

しばらく走って夕方頃アレクサンドロポリという

大きな町に入った。

街中にATMを発見。

ユーロを引き出す。人生初ユーロだ。

すぐ隣が近代的なスーパーマーケットになってた

のでスーパーで行動食とコーヒーを買い足して

さらに進む。手持ちの調理用ガソリンが少ないので

郊外のスタンドで買おうとしたら、

見事に断られた。

え〜、トルコに続いてギリシャもめんどくさいのか?

と、意気消沈しながら、最後に現れたスタンドで

駄目もとでトライ。

が、自分の前に車で来た他の客がポリタンクに灯油、

ペットボトルにガソリンを買っていた。

 店のおじさんに自分の燃料ボトル見せてガソリン、ベンジン

といったら、分かった分かったという好感触。

あっさり売ってくれた。

店によって対応はまちまちの様。

その後走って、ちょうどいい野宿場所を

丘の上に見つけてキャンプ

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食料は昨日、トルコ側で買って来ていたので

今日買ったガソリンで自炊。

ギリシャの旅が始まる。
posted by yutaka at 11:00| Comment(0) | ギリシャ