2011年11月06日

4300メートルの湖にある温泉で

宝石ルートもあと2日。

最初10日を見ていたが、

あまりにも風が強く寒いので

早く抜けたかった。

確かに景色は宝石のようだが、

ルートが終わりに近づくにつれ、

風の強さ、冷たさ、吹く時間が

強く、冷たく、長くなってきて

この日はすでに朝8時台から

吹き荒れていた。

今日は最後のポイント。ラグーナ・ブランカとラグーナ・ベルデ。

実はここも写真だけ取ったら過ぎて早々に園内を出て

イミグレーションあたりまで行こうと思っていた。

再び峠を300メートルほど上って

300下る。

超悪路、超風冷たい、超風強い。

ずっと、ここはパタゴニアか!!??とこころでぶつぶつ文句を言い続けていた。

パタゴニアとはアルゼンチン南部にある強風で有名な荒野。まだその強風を体感していないのだが、

本当に飛ばされるくらいの風がここも吹き荒れ狂っていた。


坂を下りると湖が見え始め、

しかし、風は依然死ぬほど強い。

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湖が広く見渡せる場所に出た時、屋根のない廃屋が見えた。

4方を壁に囲まれて入り口も自転車が入るサイズ。

しめた!ここならテントもはれそう、飯も作れそう、何よりも休めそう。

ここで昼食タイムとし休憩した。


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この湖の傍に温泉があるという話しだったので試しにあたりを散策すると

何と湖の中にあるではないか??

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しかしお湯はそんなに熱くない。

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ゆえにツアーの車もこんな強風の吹く中立ち寄ったりしない。

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しかし、風は夜中には止む。2日前が満月だった。

よし、ここは風の止む夜中まで待って

月見温泉計画だ!

淡い期待を胸に

その時を

準備しながら

テントの中で待った。

夜、10時過ぎごろだろうか。

いつまでたっても風が止む気配はない。

しかし、もう待ちきれない。

よし、行こう!!

お風呂セットを手に重装備で向かった。

意を決して素っ裸になると以外に我慢できる??

飛び込んだ温泉は、超ぬるぬる。

沸いているあたりはもう少し暖かそうだが、浅い。

風を引きそうになりながら

結局ギブアップ。

急いで服を着てテントへ直行。

風邪はもともとウユニから引いていたが

悪化しそうだ。。。。


しかし、テントに帰って寝袋にもぐりこんで数十分後。

車の走る音が。

ち、近い。

テントから顔を出すと

すぐ近くで止まった!!

誰だろう??時刻は11時。

こんな荒野に何の用だ??

息を殺して立ち去るのを待つ

しかし、再び動き出したエンジン音は

自分がテントを張っている廃屋のすぐ前で止まった!!

えー、なんだよもう!!

少し恐怖を感じたが、意外に冷静だった。

カナダからずっと持ち歩いている熊撃退用のベアスプレーも手元にあるし、

なぜか?今までの旅の経験が恐怖を拭い去るのか??

立ち去るまで待とう。

何か言ってきたら、大人の対応をすればすむ話だ。と

冷静で居られた。

結局途中あまりにも眠くなってうとうととしていた頃

時刻は12時半を廻っていた。

1時間以上そこに、エンジンを止めた状態で居た車は

再びエンジン音とともに去っていった。

いったい何をしに来たんだろう??

エンジン切ったら寒いだろうに。

1時間以上も。

そのまま、僕はテントのチャックを閉め眠りについた。
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2011年11月04日

超強風、しかも冷たい4900メートルの朝

峠を上りきるちょっと手前で少し天気が悪くなり

雪がふぶいてきたため

近くに見つけたそれほど大きくない岩陰でキャンプした昨晩。

朝起きると天候は良好!

今日はソル・デ・マニャーナという間欠泉チックなスポットを観光して、

ラグーナ・サラダを目指します。


しかし、昨日に引き続き今日も日の出位置に雲が。

しばらく太陽を隠し続けていたが、ソル・デ・マニャーナにつくころには

太陽も顔をだし。

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これ雪。


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マッドスポット

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しかし、未だ午前中も早いと言う9時前から強風がバンバン吹く。しかも超冷たい風。

5000に手が届きそうな場所のためか?とにかく寒い!

急いで峠を降りる。

が、今度は地形の加減で追い風に。

逆に下り坂を追い風で押されると恐い。しかもコルゲーションあり深砂ありの超悪路!!

何とかおりきったところに現れた湖は

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これまた宝石のように輝いていた。

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これがあるから苦労や辛さがふっとんでしまうんだよね。
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2011年11月02日

極寒の湖とフラミンゴ。世界は本当に美しい

自然保護区の管理事務所の10キロほど手前で野宿した朝。

太陽が出る時間に、出る方向に巨大な雲。

日の光がさえぎられると標高4300の世界は極寒となる。

泣きそうになりながらテントをたたむ。

その間、手はかじかみ感覚がマヒし、鼻水はタラタラ。

準備が済んでも太陽は雲の中。

仕方なく薄暗い朝を紫の機体にまたがる。

結局管理事務所に着くまで太陽は雲の中。


管理事務所には2人駐在していた。

係員に話しかけ説明を受ける。

ここで30ボリビアーノ(およそ360円)入園料を払うと聞いていたので

払おうとする。

しかし、係員曰く150ボリ。

え〜!!!高っ!!5倍やん。

金はあるが、国境越えに備え必要最小限にしてきたため、水や食べ物、あと、宿代にとってあった分が

ごっそり持っていかれてしまう。

30かと思ってた。しかしそれは4〜5年前の話だった。

係員に言うと、

上がったんだよ。

の一言。

まぁ、ここでごねても仕方ないので支払い、チケットをもらう。

宿や、補給できる村の場所を教えてもらい

一路、ラグーナコロラダへ。

この湖はフラミンゴの群がたくさん降り立つ有名なスポット。


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しかし、本当に綺麗な景色。

時折ツアーのランクルがやってきては欧米人が降りて写真を撮ってはいるが、

それ以外は廻りに自分だけ。

贅沢だ。


昼前に教えられた村に行き、手持ちの金が少なくなってしまったので水だけ8リッター分買う。


午後からは再び峠越え。

さらに標高を上げ4800の世界を目指す。

この途中後ろを振り返ると

はっと息を呑んだ。

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青い空、白い雲、すべてが本物だった。


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2011年10月30日

4500の峠とカピナ塩湖。

今日は峠越え。

600メートルほど上がります。

と、完全になめていたけど、結構傾斜がきつくその上悪路、風はまだ吹いてない気配だが、

午前の終わり頃には吹いてくるだろう。


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最初はすぐに諦めて休んでばかりいたが、

漕ぎ出してゆっくりと焦らず上りだしたら、とまることなく漕ぎ続けることが出来、悪路もハンドル

さばきで越えてゆく。

気がつけば峠を制していた。

やっぱりコロンビアから続くアンデスと戯れ続けてきただけの体力は備わっていた。

俺って最強??とうぬぼれかけ。。。。笑

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峠を4300まで降りるとそこはカピナ塩湖が広がっていた。

この周辺、超ガレガレの悪路+強風。

しかし、景色は最高!

無の美しさ。

塩湖を過ぎたあたりで昼食をとり

国立公園の領域に向かってゆるーい傾斜の坂道を向かい風の中ひたすら走る。

しかし、いつも向かい風。

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しばらく行くと宝石の道の宝石たちがささやきだした。

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2011年10月28日

辺境の村と風

昨日は夕方風が強かったので周辺の奇岩群の観光はやめておいて今朝にした。

しばらく周囲をさまよって写真を撮り歩いた。

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さて、今日はどこまで行こうかなぁ??

しばらくほぼアップダウンのない道を南に走った。

午後から風が強くなると言う話を聞いていたが、風はすでに11ごろから吹き始め。。。

結局風の中で昼食をとる。

その後ビジャ・マルという村が現れた。ここはツアーの車が必ず通るので

何軒か商店があって食料や飲み物を売っていた。

そのうちの一軒にはいり水を買う。が大きいのが置いてないので600ミリボトルをあるだけ(5本)買った。他の店はシエスタのためか?皆しまっていて、セニョーラの店だけが開いていた。

店のインディヘナのセニョーラが「どこまで行くの??」とたずねてきた。

チリへ抜けると返した。

しかし、この村でも強風が吹き荒れる。

こりゃ、午後もあまり距離を稼げないなぁ。。。。

標高3900から、4500まで上がる峠越えの手前で今日は野宿することに。

しかし、風が、、、強い。。。。
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2011年10月26日

奇岩群にて

サンクリストバルを出てビジャ・アロタという村まで走った後

道を左に折れる。いよいよ超悪路の始まりだ。

ビジャアロタまでは未舗装ながらも硬く踏み固められた路面で、舗装道路と変わりない様子で走れた。

丁度左に折れる頃に昼食タイムになったので

道路わきで昼食タイム。

しかし、風が強い。

持ち物を飛ばされないように気をつけながらの昼食。


昼食後、交通量がさらに少なくなった道を走り始める。

すれ違う車はツアーに参加した欧米人が乗るランドクルーザーばかり。

夕方まで走るとそれは現れた。


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あの岩の群れの陰なら風がしのげるなぁ。

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今日はここでキャンプです。

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2011年10月24日

宝石の道、アタカマ高地越え。

ウユニ塩湖は前回来たときに走った。

次に目指していたのは宝石の道、ラグーナズルート、アタカマ高地越えと呼ばれ

自転車旅行者、バイク旅行者の間では有名な南米一の悪路、しかし、南米一の美しい景色?(これには

個人的主観が作用するのでなんともいえない)というルート。

ルートは2種類あり、チリ国境近くを走る湖がいくつかあるルートと、岩の谷と呼ばれる奇岩群が見られるルート。いずれも途中、ラグーナ・コロラダで合流しチリ国境に抜けていくのだが。僕の選んだのは奇岩群の見える全工程440キロの後者ルート。

前線未舗装でかなりの悪路と聞いていたので準備も念入りにウユニの町で食料、水、ルート上の補給地点等を確認、準備した。

このルートを是非走りたかったのでキャリアも心配ないもので望みたかったゆえに日本から取り寄せたの
だ。

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最長10日予定で10日分の食料を積み、水も12リットルを搭載した史上最重量だろう自分の自転車にまたがった。




初日はサンクリストバルと呼ばれるウユニから90キロほどいった町で安宿に宿泊するつもりでのんびり走った。


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2011年10月22日

ウユニへ!

6日間。

1泊目は宿。

それ以外はすべてキャンプでおよそ530キロほどを駆け抜けた。

うち、ダートが170キロほど。

しかしこのダートがアホみたいにコルゲーションがひどかった。

しかし、それも前回のウユニ通過ルートに比べれば、たいしたことない。

景色はアルティプラーノの果てしない自然と

のどかな陽気に

とても気持ちのいい自転車日和だった。


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2011年10月20日

ラパス

結局ラパスには4度やってきて、滞在も1ヶ月半くらい居た。

ここも勝手知ったる庭のようになっていて名残惜しい別れとなる。

通いつめたコーヒー屋。

日本食レストラン。

リバースおやじ。

宿のマリオ似のオーナー。

すべてがいい思い出になった。

さて、再び自転車でエル・アルトまで登り返しますか。

そして目指すはウユニの町。

6日で目指します!
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2011年10月18日

クスコからボリビア、そして3度目のウユニへ

クスコで過ごしたおよそ1週間。

本当に3個目か4個目の故郷が出来たようだった。

お世話になったホステルのオーナー家族にも超フレンドリーにしてもらって、

「2年後には別の場所でやってるから、その時はたずねてね」

と言われ、僕も僕で外国人の友人が出来るのはとても誇らしくうれしかった。

それに、荷物をお願いした佐々山夫妻はとても素敵な60代。

自分の親と変わりない年齢で海外をあちこち走っておられ、経験豊富。

自分もあんな60代になりたいと思わせていただき、人間、気持ち次第でどうにでも生きられることを

切に教えていただいたいい出会いになった。

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お気に入りのアンティクーチョ屋にも毎日通ったし、メルカドの食堂も毎日。いきつけのコーヒー屋にも通いつめた1週間。

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たくさんの新しい出会いにも恵まれ、いつかまた帰ってくることを誓い

ラパス行きのバスに揺られていた。


ラパスからは再び自転車で3度目のウユニを、前回とは別ルートで目指す。

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2011年10月03日

クスコ!そこは憧れの街。

話は、自分の日本からの荷物にまつわる相談から始まった。

 日本から荷物を送ってもらうには、日本郵便を使うか、民間のDHLやFedexとかを使う方法が

あるが、僕はいつも日本郵便を使っていた。過去、5回ほどカナダ、アメリカ、メキシコ、グアテマラ

そしてペルーと受け取った経験があった。

 日本郵便のサービスのなかでEMSという普通郵便より速くて確実(伝票番号による追跡が出来る)

、その分割高なサービスがあるのだが、いつも出来る限りそれを利用していた。

しかし、国によってこれに対応している国とそうでない国がある。過去5回の中で唯一グアテマラが

対応していなく確か、受け取るまでに2週間〜1ヶ月近くかかってしかも、どこにあるのか把握できず

紛失の可能性に不安になった覚えがあったので、先ずサイトで調べたのはボリビアがEMS対応しているか

どうか??

 サイト曰くNO。

はぁ。1ヶ月かぁ。

まつしかないかぁ???

それか、ペルーにバスで戻って送り先をペルーにしてもらうか。

うーん

そんなとき、自転車旅行者の情報交換の場で、今月末から南米ペルー、クスコから走り出すサイクリスト

の方がみえるという情報を知った。

 最初は面識もない人にそんなあつかましいお願いをするのもどうかと思った。

でも、だめもとでお願いしてみよう。それに、このタイミングでこんなピンポイントで近くに

来られるなんて何かの縁。同じ目的をもったサイクリストに出会えるかもという思いもあって

コンタクトをとることに。

 返事はOK。

 少々恐縮だった。しかし、新しい出会い。

しかも再びクスコ。

 飯はうまいし、やっかいになった宿の人にも会える。大好きな街の一つ。

憧れのクスコへ。。。。


しかし、2週間くらいまだあるなぁ。再びラパスで沈没かぁ???
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2011年10月01日

そうだラパスへいこう。

ウユニの町で考える。

この先どうするか?

この先に待っている南米一綺麗な景色がみえるという宝石の道。

どうしてもここを走りたい。

しかしこの道は今まで走ってきたと同様、超に超がつく悪路。

ちゃんとしたキャリアがどうしても必要。

そこらに売っている代物でもなく、売っていたとしても強度が必要。

ここがアメリカやヨーロッパなら見つけることもできるけど、ここは南米。

新しいものを日本から取り寄せるしかない。

早速日本へ取り寄せる手配をしにネットカフェへ。

ウユニの宿はどこも宿にWiFiがないらしい。

不便極まりない。

 しかし、送ってもらうとなると心配なのは郵便事情。

ボリビアは大丈夫なのか??

ここウユニの町を見ていると終わっている感じがする。

そう、この町本当に僻地にある。

小さな町。

ここで待つ????

 そんなことを、部材の確保やら、発送の依頼や発送に関する意見をやり取りしてる間に

イロイロ思案していた。

 2日目の朝、シャワーを浴びながら、ふっと

「そうだ、ラパスへ行こう!」

そう思いついた瞬間、旅の行方が定まりはじめ

元気が沸いてきた。


 ラパス。あそこなら何でもある。宿にネットもあるし、いろいろ調べたり郵便局の大きいのもあるし。

前回3週間強いた場所だからかって知ったる庭みたいなもの。

 こんな僻地で待つよりも、都会で待ったほうが荷物の受け取りも早くなる。


その日の翌日のラパス行きのチケットを買った。
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2011年09月29日

旅のゆくえ



ウユニ走行2日目

自分が入った塩湖の北西から東の出口までおよそ135キロもある。

2日はどう見てもかかると見積もっていた。

実は、サバヤの町を出てコイパサ塩湖走行中に

リアキャリアが溶接したとことは別の箇所がまた破損していた。

また、ウユニの町ででも溶接屋に持ってゆくつもりでそのまま走っていた。

ウユニ塩湖の湖面。

完全にフラットだと思っていたが実際は塩の結晶の塊であるため

湖面は無数の多角形が敷き詰められたような、石畳のような状態。

走るたびにこれでもか!と言うように上下に激しい震動が走る。

ここまでのコルゲーションダートも結構なものだったがそれ以上の

凹凸。しかも、どこまでも逃げ道がない分だけ

最強の悪路。

2日目の走行40キロほどで

リアキャリアが大破!

残り出口まで70キロくらいあるのに。。。。

どうしようか???


迷ったが周りには誰も居ない。

携帯してきた食料も水も残り少ない。

前に進むしかない。

だましだまし走ることに。

応急処置をしようにも、完全に自転車から荷物を支えるべく上に伸びている支柱が左右とも完全に断裂し

下がってしまっていた。

走れないことはないが、湖面の凹凸を拾うたび上下に重量級の荷物が宙に舞う。

でも進むしかない。。

何とか2日目の走行95キロで塩湖上で2泊目。

残り水1リットル。食料ゼロ

の状態で塩湖出口の町まで30キロ。

何とか行けるが、この後の旅に支障をきたすほどの故障であるためその日はどうしようか考えごとで

なかなか寝付けなかった。

翌朝、早朝出発。

残り町まで4〜5キロと言うところで完全にリアキャリアが破損し荷物をしょえなくなってしまって。

後ろの荷物を自転車のサドルの前にくくりつけ手押しで町まで。

ここで早い昼食をとって生き返った。

オレンジジュース2リットルが一気になくなる。

これほどうまい飯とジュースは今までになかった。

残りウユニの町まで22キロ。

バスやヒッチも考えたが、完全自走にこだわった自分は

そのまま手押しでウユニの町まで。

夕方には到着することが出来、ほっとした1日だった。

しかし、キャリアの壊れ具合、溶接ではもはや効かない状態。

そもそも自分のはオーダーメイド。

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そして、需要の低さから、そんな代物はなかなか市販されていない。

唯一信頼と実績のあるドイツのメーカー、チューブスのキャリアがあるが、

海外、ことに南米などでは手に入らない代物。

ここは日本から送ってもらうしかないかぁ。

そうすると、2〜3週?1ヶ月くらいはまたまた足止めになるのかなぁ???

頭のイタイ問題が持ち上がってきた。



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2011年09月27日

ついに旅はここまでやってきた。


コイパサ塩湖にある島に一泊。

今日は残り40キロを走ってこの塩湖を抜け20キロ弱のダート走行後、

憧れの、ウユニ塩湖に突入!


しかし、コイパサ塩湖。湖面はフラットだが、ところどころしっとりとしていて、

タイヤが干潟を走っているかのようにめり込む。

走りずらい。。。


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しかし、どこまでも広がるこんなにも美しい白い世界に自分ひとり。

広い世界にはこんな場所も存在するんだと、

関心してしまう。


何とか、40キロを走って午前中に向こう岸の村、トレス・クルセスへ。

この村からウユニに向かう20キロ弱のダートが本当に今まででも最強の

川底のような、いや、もっとひどいダートだった。とても乗って漕げるような

道でなく。手押し。

超しんどい。

途中、昼飯で士気を高めやっとの想いでウユニ突入!


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完全にコイパサとは塩の質、層の厚さが違う。


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20キロ弱走って今日は塩湖上でキャンプ!

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暮れ行く世界


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どこまでも白い平原に

僕だけ一人


世界は何て素晴らしく美しいんだろう


沈んでゆく夕日に照らし出された原色の世界に目頭が熱くなっていた。

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2011年09月25日

白い世界


コイパサ塩湖。その存在はウユニ塩湖より知られていないし、実際僕もルートを決める際に

知ったウユニの北にある塩湖。

地図にはコイパサ湖との記述もあるように、乾季に完全に干上がって、ウユニ塩湖のように

一面乾いた白い砂漠が広がるわけではないようだった。

実際、数ヶ月前に降った季節はずれの大雪の影響もあって 結構湖面はしっとりとしており

場所によっては水溜りが出来て走れる状況ではなかった。

僕が横切ろうとしていたルート、ビジャ・ヴィタリーナ〜コイパサ〜トレス・クルセスは完全に

コイパサ村付近で浸水していた。

だから急遽、中央にある島の西側を迂回するルートでトレス・クルセスを目指す。


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しかし、島にたどり着くまでも自転車にはかなり塩と塩水がかかってしまっていた。

心配になって島にたどり着いた時、荷物をはずして掃除していた。

しかし、結局その後も、塩湖を出るまで塩塩攻撃の洗礼を受けまくったのだが・・・・・


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その昔、海だったこの場所が、地殻運動で隆起して標高3600メートルの世界にまで持ち上がった。


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島には昔の海のよすが、珊瑚の化石が散在する。

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富士山くらいの高さにある海岸線。

神秘的な光景だった。

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しかしこの塩湖もでかい。

入り口から出るまでに悠に80キロくらいはある。

結局、迂回路を取ったことと、掃除してたりで時間を食ってしまって

島の南側でキャンプすることに。

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明日はコイパサを抜け、いよいよウユニ!!

とうとう自分の足でここまで、自分の旅はたどり着いた・・・・。
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2011年09月23日

コイパサ塩湖へ行こう!



サバヤの町を8時半頃出る。

コイパサ塩湖の入り口までおよそ20キロ強。

相変わらずの悪路ダート。

しかし、昨日溶接屋でバッチリ、後ろのキャリアを溶接してきたので

安心して走っていた。

入り口の村、ビジャ・ヴィタリーナが近くなってくると白いものが視界に入ってきた。

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ビジャ・ヴィタリーナ


そして、ついに塩湖突入!!


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一面白い世界が延々と続く不思議に

はしゃぎまくって自転車を漕いでいた。
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2011年09月21日

ああ、いとしの深砂、コルゲーションダート。



今日は30キロそこそこで宿のある町へ

余裕だろうと高をくくっていたが。。。。

道は超深砂&コルゲーション。


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砂が深いと自転車は当然漕げない。

歩いて押すわけだが、70キロ越えの自転車を深い砂の中押すのは

こぐより数倍疲れる。

そして、コルゲーション(洗濯板のようにがたがたに波打った路面)は

ありえないほどの振動で体から荷物から何からすべてが上下に震動しまくる。

当然、キャリアにも相当負荷がかかる。

それがこの30キロ区間ずっと続くようだ。

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おや?遠くに見えるのは遺跡??

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どうやら、チュジュパと呼ばれる昔の貴族の葬儀用の塔ということだ。しかし、走っていると結構普通に

みかけるなぁ。



昨日の疲れもまだ残るこの体に結構つらい。

しかも途中また川が。。。。

結局午前中いっぱいかかってしまい

やっとの思いでサバヤへ。

と言っても小さな町

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宿の心配があったが、3件もあって

早速投宿&5日ぶりのシャワー。

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待ち歩きもほどほどに買出し。

明日はいよいよコイサパ塩湖越え!!

超楽しみ!!!!

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2011年09月19日

白い砂漠


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朝であった景色。


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白い砂漠。

その中をはるかかなたへと道が走っていきます。

一つ目の村、フロ。

やはり誰も見かけません。

そこでやっと見かけた軍隊の詰め所に居た軍人さんに道を聞き、ひたすら

何もない砂漠を走ります。


2つ目の村。やはり人を見かけません。

が、村をすぎた頃自転車にまたがったおじいさんとすれ違いざまにおしゃべり。

テントで野宿の話をしたら、「テントを俺にくれ」と言い出すおじいさん。

それをあなたにあげてしまったら、ぼくが困ってしまうから出来ないよと丁重にお断り。

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先を急ぐので、お別れして再び荒野へ。

宿のありそうな大きさのサバヤまでたぶんあと30キロ程度だったけど

途中キャリアが想定内の破損劇に見舞われたのと、

超深砂、超コルゲーション、ダート走行で疲れたので


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早々に乾いた川でキャンプ決定!

今日はラパスで買ったお肉が痛みそうだったので、時間もあることだし

う〜ん、こんばんはハヤシライス!!!!

日本からついでに送ってもらったハヤシライスのルー。

日本のあの味が今日この口にぃぃぃぃぃ!!!!

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やっぱり、うまい!!!!!
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2011年09月17日

無人、無車、大自然



ダート2日目。本格的に今日から全くのダート走行。

道も最初は一本だったのが、勝手に2本、3本と

地元の人がカミオネーター(4輪駆動のトラック)で走って出来たローカル道が

枝分かれする。

 しかし、走っていても、車に出逢わない。


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面白いくらいに。。。。



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時々現れる小さい部落の中でも人も見かけない。。。

面白いくらいに。。。。

こんなに人間に関わるものに出会わない場所もあるのかと驚いていた。

しかし、このルート走行のためにラパスで購入したアウトドア用GPS。

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ヤバすぎです!

こんな田舎道でも迷うことなくナビゲート。

持ってこなかったらかなり迷っていた?っていうか遭難していたかも。。。。

と言うくらい重宝してます。これでおよそ200ドル位とは。



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途中に出くわした湖。




さて、走行も午後、3時前後くらい。

道はひたすらまっすぐなんですが、前方に出現した川!!

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川幅およそ50メートルくらいでしょうか?

その向こうに道が繋がっています。

実は途中から見つけた自転車のわだちそれを追いかけるように

自分と同じ自転車旅行者だと想像して走っていたんですが、

そのわだちも川の中へと消えています。


深さはそれほど無い様なので、

荷物をばらばらにしてピストン輸送することに。


30分くらいかかって裸足になりながら川を渡ったあと発見したもの

それは

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自分と同じように川を渡った、先ほどのわだちの持ち主の足跡でした。

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これを見たときめちゃ感動しました。

同じ自転車旅行者同士というか、僕らにしか分からない経験が共有できた喜びというか。。。。


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2011年09月15日

美しきサハマA



キャンプ2泊目、

走り出してすぐに広大なサハマ国立公園周辺の

この世の果てと思わせるような非日常の景観に心奪われつつ

ペダルをこいでいた。

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自然の作り出す世界は


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時に恐ろしいほど冷たくもあり美しい。

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北米アメリカの国立公園で見てきた世界。

自分のこの旅の中の自然景観のナンバーワンは

アーチーズ国立公園だったが、

それにも勝ると感じるほどの雄大な世界に

思わず叫びながら走っていた。


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そう、確かにそこには楽園があった。。。。

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僕は見とれていた、世界はなんて美しいんだろう。


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サハマを右手に見ながら走ってきた4号線も

チリ国境の町タンボケマドの手前数キロで左に折れる道がある。

分岐にはオルーロ方面という標識がある。

これが宝石の道の前哨戦。

悪名高きボリビア・ダート道。初挑戦!

ここからウユニの町まで宝石の道への足慣らしおよそ450キロ。

予定1週間ほどで走ります。

本日はサハマの見えるナイスキャンプ地で早々野宿としゃれ込みます。


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