2017年11月28日

フェリーでカスピ海横断


翌日、指定された時間に教えられた電話番号に

電話を掛けた。

 電話で英語を話す、聞くと言うのは神経を使う。

そんなに話せる訳でもないし、聞くのは細心の注意

を払った。

 「チケットを買いたいんだけど、どこで買えますか?」

「港に来い、今船がこっちへ向かっている」

との事だった。

 すぐに荷物をまとめ、宿をチェックアウトし港へ

7キロ程走って、途中ATMで足りないお金を下ろし

港へ到着。

 オフィスに入ってチケットを買いたい旨を伝える。

パスポートを提示して80ドル分のカザフスタンテンゲ

26800テンゲを支払った。

 わざわざ町で下ろしてこなくても、オフィス内にATMが

あったし、敷地内に換金所もあった。

12時過ぎに港へ付いてチケットを買い、船は3時間後くらいに

着くと言われたが、その後3時間経って、言われたのが、

遅れていて、多分、今日の夜か明日の朝の到着予定だとのこと

そう来ましたか。

 町まで戻って宿屋で待つにも中途半端だし、

何よりいつくるか分からないので、港で待つ事に

長期戦だ。

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幸い日中はそんなに寒くなかったけれど、

夕方になると風が出て来て寒くなって来た

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防寒着を着て

待つ

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他の乗客らしきツーリストが夜、やって来た

バイク旅のカップル欧米人、

自転車旅のスペイン、ドイツカップル

カナダ人バックパッカー。

彼らが現れてしばし待つとすぐに出国手続きが始まった。

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他に仕事でフェリーにトラックと一緒に乗込む

ドライバーたちが20人程度

出国手続きを済ませ、船の前で

さらに3時間待たされる。

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結局、船に乗れたのが夜中の1時過ぎごろだった。

そして、船が出たのが3時。

船は3度の食事付きだった。

部屋は、話に聞いていたのは2人ずつ

一部屋が割り当てられると聞いていたが、

狭い6人部屋に

外国人グループ見たく、

欧米バイクカップル

欧米サイクリストカップル

欧米バックパッカー

と同室になり、英語会話がネイティブで

飛び交う、完全にアウェイ。

たしか、7年程前、パナマ〜コロンビア間を

船で渡ったときも、同じ状況だった様な。。。

どうやら船運は無い様デス。

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船はまるっと24時間の航海の後、バクーの港の沖に到着。

が、沖に着いてからが長かった。

船が貨物船なので荷物の積み降ろしの順番待ちで

2隻ほど待っている状態。

結局、自分たちの船が港に着けて

入国手続きが始まるまでに

24時間程掛かった。

早朝、5時ごろ無事25カ国目となる

アゼルバイジャンのバクーへ到着。

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コーカサスの旅が始まる。


posted by yutaka at 14:00| Comment(0) | カザフスタン

2017年11月25日

荒野を500km カザフスタン


友人と別れて残りの砂漠200キロを走り

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ウズベキスタン〜カザフスタン国境へ無事着いた。

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といってもカザフ側に出ても不毛な荒野。

国境から90キロ弱にある最初の町

ベイネウまでの悪路を走りきって

ベイネウで宿を取った

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ベイネウでは休息も兼ねて

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2泊した。何も無い普通の町だったが

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こんな町で連泊してゆっくりするなんて言うのが

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自転車旅の醍醐味だ。

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町には大体、庶民が集まる市場がある。

そこを嗅覚で探し当てて、ゴム手袋を購入。

ブラブラして時間を潰すのも楽しい。

2泊目の夕飯にテイクアウトした。

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ベイネウキング!!

なかなか美味しかった。

ベイネウを出て、3日、また荒野を行く

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正直、こんな景色はもう飽きたよと言う感じ。

家も何も無い道路に現れた、ジョン。

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吠える訳でもなく、ずっと付いてくる。可愛い奴。

5キロくらい付いて来たかな?

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3日目にシェトペという小さな町に着いて

1軒しか無い宿に投宿。

そこから2日でアクタウへ。

カザフスタンの道を走っていると、

道沿いの崖上に良く動物のモニュメントが現れる

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カザフスタンらしい景色。

途中、海抜マイナス116m地点と言う標識。

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ほー。そうですか〜。

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またモニュメント。

そしてアクタウへ

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ここアクタウではアゼルバイジャンのバクー行きへの

貨物フェリーに乗る予定。

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 とりあえず、調べておいた安宿に投宿して

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まちへSIMカードを買いに。帰りに昼ご飯でレストラン

でピザとビールを注文。

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SIMを買ったのは、フェリーが不定期便のため

いつくるか分からない。多分3〜4日置きに1便らしいが

フェリー会社のオフィスに行ってフェリーが

いつくるか分からなかった場合に電話番号を残して

来たら電話を掛けてもらうため。

が、本当に自分の番号に掛けて掛かってくるのか

不安が残る。一応ネットはつながる。

帰りにフェリー会社のチケットオフィスによった

フェリーは今日は来ないとの事。

明日くると言う話。マジか?

なんと言ういいタイミング。

チケットを買いたいというと、

電話番号を書いた紙を渡されて、明日午前11時に

この番号に掛けて聞いてくれと言われた。

本当に大丈夫か?なんでここで買えないのか?

謎だ。

まとりあえず、明日電話を掛けてみる事に。。。。

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カスピ海。

まるで海のような広大な湖。

posted by yutaka at 13:00| Comment(0) | カザフスタン

2017年11月21日

砂漠での再会


ウズベキスタンはいずれも古都の

サマルカンド、ブハラ、ヒヴァに立ち寄った。

ブハラを出てヒヴァ方面へ向かうと

道は次第に砂漠へと入って行く。

ブハラからヒヴァまで470km

所々小さい町や、道路沿いに食堂が現れる

ので補給面ではそんなにくろうしないが、

ぐっと、人影は少なくなりずーっと同じ景色が

続く。風は、場所や日によって吹く方向がまちまち

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だった。ブハラを出て2日は向かい風が結構吹いていた

けれど、3日目からは絶好の追い風が吹いた

道が片側2車線の中央分離帯のある高速道路のような

奇麗な道だったことも手伝って、やっとホラズム地方に

入って町が現れ、一軒しか無いホテルで「ツーリストは

滞在登録が出来ないから泊められない」と断られ

次の町まで走るはめになった事も手伝って

1日の走行距離が自己最高の204.56kmをたたき出した。

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ヒヴァで休養も兼ねて3泊した後、北西のカザフスタン

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との国境を目指して走り出した。

国境まで600km。

町が集まるヒヴァ、周辺を出て再び国境まで向かうメインの

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道へ出るカラカルパクスタンの中心都市ヌクスを出て

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最後の比較的大きな町クンギラトで念のために水と食料を

多めに買って再び荒野へと走り出した。

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砂漠地帯で雨が全然降らなかったのだが、

クンギラトをでて最初にキャンプした日の翌早朝。

テントに落ちる雨音で目が覚めた。

マジか?夜明けまでには上がるだろうと思って

寝たのだが、日が昇る時間になっても止まない

朝から雨が降っているのにテントをたたんで走る気に

なれず止むまで待つ事にした。

結局午後3時まで降った雨。

雨が上がってテントから出て空を見ると晴れ間が広がり

はじめていた。もう一泊ここで留まるかどうかと

思っていたが水や食料の限りもあるし、

少しでも走っておきたいと思って2時間程走るつもりで

撤収して走り出した。

翌朝曇ってはいたけれど雨は降っていない。

薄暗いうちから撤収し始めて走り出した。

一回休憩して走り出し、昼頃のこと

遠く進行方向の路上にポツンと影が見える

トラックや乗用車かとも思った。

道が1本しか無いのでなかなか交通量があるこの道

でも、その影のスピードは遅い。

次第に近づく影が自転車だと分かるまでにそんなに

時間はかからなかった。
 
 実は自転車旅をはじめた時に相談に乗ってもらったり

して自分の愛車をオーダーしたお店を紹介してもらったり

した、既に自転車でオーストラリア、ニュージーランド、

北米、南米、ロシアや欧州、アフリカなど13万キロを

走っている大先輩のマサシさんが西から東に向かっていて、

連絡を取り合っていた。ネット事情の悪いウズベキスタン

だったので、ヒヴァを出たあとお互いに連絡出来ず

道は1本だからどこかで会えると思いつつも、

一昨日テントで雨のため3時までこもっていたので

すれ違ってしまったと思っていた。

その彼だと分かった時の喜びは大きかった。

昼頃には曇っていた空も青空になって、

360度地平線で何も無い路上、

中央アジア、ウズベキスタンの砂漠地帯で

6年弱振りに再会した2人の自転車乗りは

フルパッキングのお互いの愛車、同じ日本の店

でオーダーした自転車、とともに立ち話。

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6年前、日本でお互いに帰国した時期も丁度同じ

時期だったために、東京で初めて会った。

そのときは、居酒屋で旅の事をいろいろ語り合った

、今度再会するときは旅先で会いたいと思っていた。

自分が旅へ戻る決心をして、彼に話した時とてもそれを

喜んでくれていた。そして、今日の日のように

旅先でお互いの愛車とともに再会する日が現実に近づいた。

 あれから旅に戻るまで3年、そして旅に戻って10ヶ月

やっとその日が現実になった2人は時の経つのも忘れて

話し込む。気がつけば夕方になっていた。

 そしてその道から荒野に入って行ってテントを張った。

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テントを張りながら、夕飯を作りながら、ずーっと話していた

本当に楽しい時間だった。

 翌朝も日の出とともに出られる様起きて撤収する

道に出てからもなかなか、話は尽きず、9時頃まで話していた


町や宿で会えたら飲みながら、飯食べながら話が出来た

のにとお互いに言っていたが、お互いビザのカウント

があったり、砂漠だったり、ゆっくりしていられない。

コレも旅ならでは。

自転車旅ならではの再会になってぐっと思い出に残る

時間になった。

お互い次回は日本での再会を約束して

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名残惜しい時間に別れを告げた。

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posted by yutaka at 13:37| Comment(0) | ウズベキスタン